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パートさんのパフォーマンスを上げたい!

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パートさんのパフォーマンスを上げたい!

ご相談

創業5年目の製造業(農業)ですが、製造の現場はパートさんが8割とほとんどでパートさんのパフォーマンスで生産効率は大きく影響します。やっと黒字化してパートさんも増やしてきましたが、各個人の能力差が大きくなってきており悩んでおります。そもそも中小の製造業はパートさんを採用するにも募集よりも応募が少なく、企業側が頭を下げて来ていただくような状況ですので、採用時に人材を選択するような状況ではなく、応募頂くだけも感謝です。そうはいっても企業ですので採用したら効率よく働いて頂きたいのですが、何かいい手はないでしょうか?ちなみに毎年時給は上げておりますが一時的な効果しかありません。費用が掛からず持続的な効果のあるアドバイスを頂けると有難いです。



回答

■お金って、割りと効かないですよね。他のものかぁ…。

■男性の目線と女性の目線の違いがあり、お金とか未来とか成長とか興味がないようです。家庭でも妻のしてほしいことが理解できなことが多く、女性のやる気スイッチってどこにあるのでしょうか。。。

■彼女たちって、何が嬉しいんでしょう…。

■早速、工場の現場に行って聞いてきました。
・きのこの出来がいいと気持ちよくカットできて嬉しくなる
・お客さんから褒められたりすると嬉しい。でも工場なのでそういう接点がないのは残念
・働けるだけでうれしい(65歳以上の年配)
・そもそも仕事に嬉しいとか求めていない
というような回答でした。やはり、個人による価値観がありますが、お客様との接点は重要なのでしょうね。千葉さんのホテルの件もありましたが。お客様との接点を一番遠い工場の現場とどうつなぎ合わせるが仕掛けを考えてみたいと思います。ちなみに、パートの方から突然何を聞くの?と不審がられてしましました。仕事も楽しい方がいいじゃないと返答しました。

■「お客様との距離」かぁ。これを詰めるアイディア、どなたか有りませんか?

■ベタですが、お客さんを工場に招待する(私事ですが、伯方の塩工場に行ってから、伯方の塩ばっかり買ってます)。パートのかたに販売員になってもらって、きのこの即売会。思いつきですが、いかがでしょう

■佳いなぁ。

■工場ではないですが、ハローデイという九州のスーパーでは「お客様の声(お誉め・要望・お叱り」を貼り出しています。そういう声を吸い上げる仕組みがあるのであれば、それを工場に貼りだすのも一つでは。

■なるほど。

■「パートさん同士(販売先パートさん⇔大平さんの処のパートさん)の交信」なんかどうでしょう。下手にマネジメント層は入らず、女性同士でのやり取りが良い様に思います。大平さんのパートさん側から「商品へのラブ等」を伝え、それに対する返信(お客様の反応等)を頂戴するとか。担当している小売企業でも、店頭パートさんが「思い入れ」を持ってくれた商品は、吃驚するぐらい売れます。

■ベタに半日社員旅行ってどうですかね。普通の稼働日にちょっと休んで。休日は家族と過ごしたいでしょうから。もちろん時給はお支払いして。泊まりだと負担なので半日旅行。近場の温泉とか(あぁ、季節じゃないか…)ただ旅行行くだけならつまらないし押し付けになるので、何か(達成しやすい)定量目標クリアしたら、とか。それでも最初は???でしょうが、恒例行事になれば、喜ばれるのではないか、と。

■お客様の距離って要素はすごく実感がわきますね。お客様の工場見学は営業的に率先して行っていましたが、従業員へのモチベーションアップという視点で工場見学を設定すると進め方が変わりますね。工場見学の中でパートさんとお客さんの接点を作るとかですね。アイデア有難うございます。ハローデイさんの事例もいいですね。すぐに実行できますからね。来週から実行させていただきます。有難うございます。

■なるほど、女性同士の交信で当事者意識をつくることで思入れを持っていただけことは行動に直結しそうですね。それをヒントに仕掛けを考えて実践してみたいと思います。
半日旅行などはいいですよね。そう思って以前バーベキュー大会しましょうって誘ったら、会社の行事に出るなら休んでいる方がいいとか特に若い方から否定的な意見が多いようでした。誘い方や仕掛けが悪かったのですかね。目標達成も絡めてイベントという枠で検討してみます。非常に皆様から具体的かつ私自身が納得できる形でアドバイス頂き大変参考になりました。この機会に従業員のモチベーションを上げ、パフォーマンス(作業効率)に影響するか検証していきます。

■個人的には「技術の向上」「インセンティブ」「おもしろさ」の3つだと思います。ワンサンプルで恐縮ですが、どうやら私自身は上記の3要素によって自身の仕事の生産性を高めようとしているみたいです。
「技術の向上」に関して、生産性の違いは「技術の違い」に原因の一端があるように思いますので、生産性の高い人の技術に合わせる為の策を打つ(アバージェンスであれば「道具・道場」「keiko」「日次MTG同席&フィードバック」など)必要があるかと。既に、いろいろとやられているでしょうか?
「インセンティブ」に関して、パートさんにとってのインセンティブって何なのでしょうか? 一人ひとり、求めている事が違うような気がします。必ずしも「カネ」では無い様な気もします。うちの妻なんかはパン屋でパートとして働いてますが、「自分で企画したパンや料理を商品化できる」という点が気に入っている様で、「敢えて大変な(少なくとも私からはそう思える)」商品企画を自ら進んでやっています。ちなみに、商品企画による金銭的なインセンティブはゼロだそうです(商品企画に必要な経費は会社が負担してくれます)。ほんと「よくやるよな~」って感じです。でも、好きな事が会社のお金で出来るって幸せな事ですよね。
「おもしろさ」に関して、「逝きし世の面影」という書籍に、「昔(1800年代)の日本人は、一見すると面白くなさそうな単純労働を『掛け声』や『歌』によって、愉しく労働できる様に工夫していた」的な事が書いてあり、なるほどなと思いました。「掛け声」や「歌」はあくまでも一例ですが、「おもしろさ」を生み出す為には、いろいろと工夫し甲斐がありそうですよね。

■3つの要素のアドバイスは自分自身もそうだなと感じます。パートさんでも能力の高い方は自ら課題を見つけて解決したりして楽しんでいるようです。そのような方は方向性と助言で成長していくので成長は早いですね。一番大変なのはある程度働けてある程度の収入で良いという考えの方です。このような方は技術の向上や面白さを望んでいなく、早く仕事が終わらないかなと思っている感じです。ただ、日次MTGは行っておらず管理職と現場のコミュニケーションは少ないのは経営者としての課題ではあります。
まずは、コミュニケーション量を増やして個人に合った導き方を実践してみます。アイデアを頂き有難うございます!

■私はXX社では、新たに生まれる経営理念や原理原則を、お客様に接する最先端であるパート・アルバイトの方々にお伝えすることも担当していました。その中でXX社が大切にしていたのは、教会のレンガ職人の話と同じく、仕事の意義を伝えることでした。一般のファストファッション会社は、アルバイトスタッフに、”あなたの仕事は、売り場をキレイに保つ(掃除する、商品をたたむ、など)ことです”、と教えますが、XX社は、Mission Statementである、”服を変え、常識を変え、世界を変えていく”ことを実現すること、即ち、あなたの仕事は、服の持つ価値を正しくお客様に伝え、それを買っていただくことで、お客様の生活常識をより豊かに変えていくこと、そしてその服の持つ価値を正しくお客様に伝えるために、商品をたたむ、売り場をキレイに保つようにしてください” と教えていました。そのためのテキストや、アルバイト初日に見せるビデオなどを作っていました。お客様に接する仕事だから、仕事の意義も伝えやすい、というご意見もあると思いますが、私が横浜のホテル改革で最も注力したことも同様で、お客様が来館される本来の目的(家族やパートナーとの絆を深める、商談を成功させる、などなど)を実現することであり、あなたの料理を食べることも、お腹や睡眠を満たすことも手段であり、目的ではないということを徹底しました。その結果、業績も大幅に改善できましたし、何より総料理長や調理部門と深い絆が出来たことが嬉しかったです。

■アドバイス有難うございます!創業してからは自分なりの魅力ある組織を作ろうと熱い思いを仕事の意義として伝えてきたつもりなのですが、まったく帰ってこなく、途中から伝わってないのだろうなと諦めていた気持ちがありました。私が諦めたら瞬間から失敗のでしょうから、全員でなくとも少しでも仕事の意義を伝えられるように引き続き継続して思いを伝えるようにします。製造現場もホテルと同じように直接お客様と接しないために自分目線の意見が多く出ます。お客様の声をフィードバックする仕組みを考えたいと思います。過去の経験など分かりやすいお話を頂き有難うございます!

■作業スキルの話を一旦脇に置くと、パートさんのやる気やテンションを高めることがポイントでは。アメリカの工場で改革をしたときには、週次の生産目標を達成したときに「ピザパーティー」に参加という特典をつけたら、現場のテンションは上がり、生産性が上がったのを覚えてます(もちろんそれだけはないですが)。そのまま同じことは難しいとしても、「遊び心のある仕掛け」が必要ではと。

■そうですね。ベースはやる気を上げさせることだとは思っております。目標達成したときにのインセンティブはよく聞きますが、そのインセンティブを女性目線で作ることが大切そうですね。ピザパーティのような遊び心の仕掛けは行っておりませんでしたので、その視点で試してみようと思います。

■人間は、注目されていると生産性が上がると聞きます(ホーソン効果というらしいです)。それと「なんか、できそうだな」と希望を持つとがんばるようです(最近の個人的な観察)。遊び心 x 注目 x できそう の組合せで、なんかいい仕掛けないでしょうかね。

■そうですね、注目とか存在意義を認めてあげることは大事ですよね。そういう意味で毎日全員に3~5回ほど声をかけて意識的に褒めております。そのせいか現場の笑顔が多くなった気もします。遊び心は苦手なところなのでその要素も今後は会社の仕掛けに入れてみたいと思います。

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