北朝鮮の我が国に対するミサイル攻撃はあるのか。またアメリカの北朝鮮に対する先制攻撃はあるのか。

結論から言えばないと私は思っている。

　私はこれまで北朝鮮が戦争を始めるのではないかとマスコミが大騒ぎしている間も、ツイッター等で北朝鮮が先に攻撃を仕掛けることはないし、

アメリカが北朝鮮に先制攻撃を仕掛けることもないと言ってきた。

多くの方から、元航空幕僚長ともあろう人が危機感のなさはどうなっているのだというお叱りを頂いた。

しかし私は今も朝鮮半島で再び戦火が発生する可能性は極めて低いと思っている。それは以下に述べる理由による。

もちろん私は戦いに備えなくてよいと言っているわけではない。戦いに備えることは抑止力を高めるために必要なことだ。

憲法を改正し自衛隊を国軍と位置付け、国家として自分の国は自分で守るという態勢を取らなければならない。第２次大戦で我が国は国軍を奪われてしまった。

国軍を持たない独立国家は今も昔も存在しないのである。アメリカに守ってもらっている日本は半独立国家のようなものだ。

アメリカの意思で多くのことが決められていく。

さて金正恩がおかしな男、怖い男というのはマスコミなどによって作り上げられた偶像であると思う。

一国の指導者が気違いであるなどということはあり得ないことだ。万が一、金正恩がおかしなところがあるにしても彼の周りにはスタッフがついており、

北朝鮮は国家としては利、不利を慎重に計算して合理的な行動をすると思う。テレビでは北朝鮮のスポークスマンがアメリカを

挑発するようなことを頻繁に言っているが、あれだって計算された行動なのだ。もし北朝鮮が・・・