依存した恋をしたくないと言う切実な気持ち

インスタで質問募集をすると、必ずと言っていいほど「大好きな気持ちからする恋と、依存している恋の違いはなんですか」という質問をいただく。

私としては、なぜそう悩むに至ったのかなー！と不思議に思ったので「なんでそんな悩みを抱えるの？」と質問してみた。

すると、「大好きな気持ちからする行動はいいと思うけど、依存からしている行動だったら直したいと思う」

「今の彼のことは大好きで幸せだけど、客観的に見たら依存しているかも知れなくて、よくない方向に進みそうで不安」

というのを理由として挙げてくれました。

みんなのその答えを聞いて、私にも確かにそう不安に感じた時期があったな…！と思い出したよね。笑

重い女にはなりたくなかった

男の人が言う「彼女が重い」って言葉あるじゃないですか。
パッと聞くと、「彼女が俺のことを大好きすぎて重い」と言ってるように感じるんだけど、本質的には違っていて、実際は「彼女が”依存してきて”重い」と言ってるんだよね。

だって、本当に好きだったら、思われていれば思われているほど嬉しいじゃない。

好きな人から好きに思われるのは、幸せなこと。
でもその幸せを通り越して、重いと感じるのは、その正体が「依存」だから。

依存されれば、その付き合いは窮屈に感じるし、不安を感じるよね。彼から「彼女と付き合っていて大丈夫か？」「しんどいな…」って思われるのも無理ない。

だから全女性が「重いと思われるのは怖い」と思うわけで。

それは私も例外ではなかった。でも、少し違ったのは、彼にどうこう思われるのが怖い、っていうよりは「自分が自分じゃなくなるのが怖いな」って思ってた。

周りの友達が恋人と依存関係になって、どんどんよくない方向へ歩んでいくのを目の当たりにしたとき、依存している恋愛は、ダメな恋愛さえも肯定してしまうんだ。それによって人生が狂わせられることもあるんだ。って、実感したから。


例えばわたしの友達は高校生の時に、家族環境がよくなくて、愛をむさぼるかのように恋人に依存するようになった。

付き合ってる頃から、ダメな男だなって思っていたけど、依存していたのもあって、別れたり付き合ったりを繰り返していた。
そして学生のまま彼の子供を身ごもって中退、結婚。でもやっぱり旦那さんはお金遣いが荒くて、愛情が薄くて、結婚生活の最後の方は暴力も振るうようになっていたみたい。結果とても苦しい思いをしてしまったんだよね。

ダメとわかっていながら離れられないのも、依存した恋愛の特徴。

恋愛や結婚そして「自分自身」を依存で壊していくのが、私の中でとても恐ろしく感じだんだよね。

でもそう思ってても、恋愛に頭狂うことってあるじゃない！

彼が大好き！彼のことばっか考えちゃう！あらゆる予定を彼優先にする！
みたいなね。私もわかるよ。

それでも、私が狂う恋愛をしなかったのにはいくつか大事にしている決まりがあったから。
その決まりによって、結果私はめちゃくちゃいい恋愛をしてきたし、人として成長できたと思う。

何がよかったのかを箇条書きにすると以下になる。

・自分の生活を崩さないから、自分自身の成長も妨げられない。つまりいい女街道（人としての成長）を爆進できる
・彼からめちゃくちゃ愛される。なぜなら面倒くさくないしラクだし楽しいから
・（だから）男から飽きられない
・例え恋愛していなくても、幸せでいられる

ということ。意外と最後の点が大事よね。

私は別に強い女ではない。「もう寝ちゃったの？」と泣きついたり、迎えにきてよ！とわがまま言ったり、連絡は毎日欲しい〜とわりと心のままに恋愛している。
それでも今まで付き合った人たちが、私を面倒くさがることなく、むしろどんどんかまってくれて愛してくれるようになるのは、わたしが「依存しない恋愛をしない」ための決まりを守ってきたから。

だからみんなにもぜひこの「決まり」を参考にして欲しい。