マックとマクド、そしてFacebookから学ぶモチベーション向上術

著者名有村 昆
有村昆の上げモチプレゼン

今回から始まりましたこの「上げろ!モチベーション 届け!俺のプレゼンテーション!」では、わたし有村昆が毎月の特集テーマごとにモチベーションがアップする映画を紹介させていただきます。

今回のテーマは「仕事術」「朝活」ということで、ビジネス的なモチベーションを刺激してくれる映画を3本セレクトいたしました。いずれも実話を基にした映画ですので、その点も含めてぜひご覧ください。

 

ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密

その名の通り、ハンバーガーチェーンであるマクドナルドを描いた映画です。

もともとマクドナルドというのは、マクドナルド兄弟が始めた小さなお店だったのですが、1950年代当時としては常識はずれの飲食店でした。

というのも、その頃のアメリカの主流の飲食店である「ダイナー」では、ハンバーガーを頼むと出てくるまで20分くらいかかっていました。

でもマクドナルドは頼んだら30秒で出てくる。しかも食器がないから食べた後もゴミを捨てるだけ。それを見て驚き、マクドナルド兄弟を説得してフランチャイズ化し、店舗を広げたレイ・クロックという男がこの映画の主人公です。

シンプルなあらすじで、その後レイ・クロックは順調にお店を広げて行くのですが、途中から成功に目が眩んで暴走を始め、マクドナルド兄弟と衝突し、最後には大金を支払い、争いを収めるというものです。

この作品を選んだポイントは、良い意味でも悪い意味でもモチベーションが上がるということ。

まず、成功には遅いなんてことはないということが分かります。

主人公のレイ・クロックはビジネスで一旗あげたいと思いながらも、50歳までうだつが上がらないセールスマンをやっていたのです。

それがマクドナルドとの出会いで、とてつもない成功を収めるに至った。50歳を過ぎても、人間はまだまだ行けるということが分かると思います。

そしてもう一つ重要なのが、なぜ2017年にこの映画が公開されたのかということ。

というのも、このレイ・クロックが愛読していた自己啓発本の著者というのは、ドナルド・トランプが唯一崇拝している人物と言われるノーマン・ヴィンセント・ピールなのです。

ドナルド・トランプは現在様々な問題から批判の嵐に晒されていますが、一方でNYの一等地にトランプタワーを建てた成功者です。

周りの意見を聞かずやりたい放題やって一代で頂点に登りつめるというやり方において、レイ・クロックとドナルド・トランプは一緒です。

良い悪いは別として「ビジネスというのはそういうもの」なんだと感じられますね。つまり、ハイリスクを負わなければハイリターンは無いということです。

ソーシャル・ネットワーク

この映画は『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』とは真逆で、早咲きの成功者を描いた映画です。

主人公は、ハーバード大学在学中に大手SNSである「Facebook」を作ったマーク・ザッカーバーグ。大学時代から成功したという点で大きく違いますよね。

本作を通して感じられるマーク・ザッカーバーグのビジネスというのは、堀江 貴文さん流の「遊びが仕事になる」という考えに近いと思います。

ビジネスというのは結局「欲求をいかに満たすか」ということです。

マーク・ザッカーバーグは最初、2人の女の子を並べてどっちが可愛いかを決めるというサービスを作り、次は「出会い系」目的で考えられた閉鎖的SNSのアイデアをパクってFacebookが誕生しました。

どちらも人間の欲求を満たすサービスという点で共通しています。

そういう「あったらいいな」というアイデアを、自分が楽しみながら具現化すると、同じように「あったらいいな」と考えていた人が集まってくる。

それが今の時代はテクノロジーの力で形になりやすい。だからマーク・ザッカーバーグは大学時代に大きな成功を収めることができた。レイ・クロックの50年後のビジネスのやり方がここでは描かれていると思います。

もちろん「あったらいいな」というものを実現しても、最初から儲かることは少ないですし、おそらく8割は失敗します。でもそのほかの2割から成功が出てくる。

だから「たくさんトライして、その中から成功したものをやればいいじゃん」という考え方をこの映画は教えてくれるとも感じます。

オンラインサロンに参加されている方々は、強い好奇心をお持ちのことと思います。だから、ぜひこの映画を観ていただいて、遊びをビジネスにするとはどういうことかというヒントを感じ取っていただければ幸いです。

スティーブ・ジョブズ

↓マイケル・ファスベンダー版

↓アシュトン・カッチャー版

言わずと知れたアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズを描いた映画です。同タイトルでアシュトン・カッチャー版とマイケル・ファスベンダー版の2作品がありますが、ここでは両方ともおすすめします。

この2作品を選んだ最大のポイントは「仕事において人間性は大した問題ではない」と感じられる作品だということ。たとえ嫌な奴だとしても、仕事において他の追随を許さない力を持っていればそれでいいと感じさせられる映画です。

特に僕に刺さったのは、マイケル・ファスベンダー版における、共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックと口論するシーン。

凄腕のエンジニアであるウォズニアックは、スティーブ・ジョブズに対して「これは技術的に間違っている」などの指摘をするのですが、ジョブズはそれを意に介さない。

「僕は指揮者だから細かい楽器のことは分からない。でも目指すべき水平線の彼方が見える」ということを言うのです。結果に至る過程はどうでもいいということですよね。その発言に僕は「なるほど。それに尽きるな」と感じました。

僕たちは何か新しいことをするときに「人が足りない」とか「時間が足りない」とか「お金が足りない」と言った言い訳ばかりを考えてしまいがちです。それは近い未来しか見えていないということです。

でも何かを成し遂げる人は違う。理想を追い求めます。iPhoneを薄くするための具体的な方法は分からないけど、とにかく薄い方がいいと、周りをいくら困らせたとしても巻き込んでそこにこだわるんです。

また堀江さんの話になりますが、みんな彼に対してやりたいことをプレゼンするんですよ。でも、堀江さんからは一言しかない。「やればいいじゃん」。そういうことですよ。

インプットとアウトプットの時間を調整するための「朝活」

以上、3本の映画を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちなみに僕自身も「朝活」には力を入れています。何をしているのかというと「朝に仕事をする」ということ。

夜は会食やお付き合いの機会も多く、どうしても帰りが遅くなってしまいがちです。でも疲れ果てて帰って来てから仕事はしたくないので、早起きして朝7時くらいから仕事をしています。朝は電話がかかってこないのが特にいいですね。

 それと同時に「仕事術」や「時間術」として気を付けているのが、インプットとアウトプットのバランスです。

僕はテレビやラジオなどで話をするのと同時に、映画も観ないといけない仕事をさせてもらっています。つまり忙しくなればなるほど、インプットの時間である「映画を観る時間」が少なくなってしまうのです。

有村昆

それが続くといつかネタが枯渇してしまって、同じことばっかり喋る奴になってしまうはずなのです。でも、これはどんな仕事でも同じではないでしょうか。インプットの時間がなくなると才能というものは枯渇してしまいます。

会食とか、映画や演劇を見るということによって「今」というものが分かるので、「これを今のプロジェクトに流用してみよう」なんてアイデアが浮かんでくることが少なくないはずです。

だから僕は、そういうインプットとアウトプットの時間を調整するための効率的な活動が「朝活」なのかなと思っています。

ぜひみなさんも今回ご紹介した3本の映画を朝活や仕事のモチベーションにしてみてください!

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